5巻の「エピローグ」も先週の月曜日に読み終えました。

っていうか、「エピローグ」はとっても短いし、文字も大きめ。

訳者がこだわって別巻にしたとか。



ハッキリ言って、結末は明確ではありませんでした。

法廷では、イワンを守ろうとするあまりにドミートリーに不利な証言をしてしまったカテリーナと捕らえられたドミートリーとの和解。

イワンがドミートリーのグルーシェニカを連れての脱走を計画していて、カテリーナもアリョーシャも協力する方向でいる。

そして、イリューシャのお葬式。



訳者いわく、

「『カラマーゾフの兄弟』は、あくまで未完の物語である」



けど、私は難しいことはよくわからないんですが、

このラストはラストで、1つの作品として完成されているようにも思いました。




ラストシーンの

「永遠に、死ぬまで、こうして手をとりあって生きていきましょう!カラマーゾフ万歳!」

というコーリャのセリフ、

間違った解釈かもしれませんが、

私には、この「カラマーゾフ兄弟」の”兄弟愛”についても語っているように思えたんですよ。

コーリャはアリョーシャを尊敬していて、アリョーシャはドミートリーは無実だと言う。

コーリャはドミートリーに対してもあこがれの気持ちを持つようになるし、

コーリャにとっては、カラマーゾフは理想の人たちなんじゃないかな?

もし、アリョーシャとドミートリーの仲が悪かったら、コーリャから「カラマーゾフ万歳」という言葉はでてこなかったんじゃないかな?




兄弟にもいろいろな関係があるけど、(例えば、カインとアベルとか。)

ドミートリーとアリョーシャだけでなく、イワンも含め、3兄弟は強い信頼感で結ばれていると思います。



そしてまた、この3兄弟を支えている女性たちの存在は大きいと思います。

ドミートリーとカテリーナとグルーシェニカの三角関係はあったものの、

結局、グルーシェニカはドミートリーを支え、カテリーナはイワンを支え、

そして、婚約解消したとはいえ、リーズはアリョーシャの側にいると思うんです。

それって、この「カラマーゾフの兄弟」の人柄に惹かれた女性たちなわけで、

カテリーナやグルーシェニカの関係は良くないにもかかわらず、

彼女たちも3兄弟の兄弟愛にうまくかかわり合っているように思ったんです。




「カラマーゾフの兄弟」は、「父親殺し」の話ではあるけれど、

私は「兄弟愛」を強く感じました。




さて、これで私も『「カラマーゾフの兄弟」を読了』ということで、

もし、また村上春樹さんが『全日本カラマーゾフ兄弟読了クラブ』を再結成してくれたら、

今度は私も入会した〜〜い!!!

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『カラマーゾフの兄弟』 4巻は、先週の月曜日に読み終えましたっ。

以前のブログに「『孤将』を先に読む」と書きましたが、

『孤将』も読みながら、『カラマーゾフの兄弟』 4巻も気になったので、読んでいました。

で、『孤将』より先に読み終えてしまいました。(;;;´Д`)ゝ


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まずショックだったのは、リーズの性格の変容でした。

3巻では一番大好きだったのに、

リーザはいつの間にかアリョーシャとの婚約を解消していて、

アリョーシャに対して意地悪になっていた。

その上、自分自身をせめるように自分で自分の指をドアに挟むという行動に出る。

意外な面を見て、ちょっとショック。



2巻でアリョーシャに石を投げた男の子が

4巻では、瀕死の状態にあり、そのクラスメイトとアリョーシャとがお見舞いに。


アリョーシャって、つくづく好青年だなぁって思いました。

前回のブログでイワンのようなタイプがいいと書いたけど

やっぱりアリョーシャのような人(ほとんどいないけど)はとても魅力的ですね。

妙に世の中を悟りきったような14歳のコーリャも、

自分を子ども扱いしないアリョーシャに一目置いているし。

ある意味において、宗教を持つっていうことは、人を強くするのかもしれないって思ったり。



スメルジャコフがイワンにフョードル殺しを告白!!!

イワンにそそのかされたなんて、スメルジャコフってなんて卑怯なんだぁ!!!

イワンは、自分を責めるあまり、病気に。

幻覚というか、悪夢を見て、自分の中に悪魔が存在していると思い込むイワンの苦しみが痛々しかったです。

悪魔との会話の場面は、ゲーテの「ファウスト」を意識しているらしく、

2巻についてのブログで、でイワンがアリョーシャと別れたときの姿についても「ファウスト」が関係しているとのことでしたが、

実は今、「ファウスト」を読んでいて、この意味がわかりました。

『悪魔は天国から地獄へ落ちた時に足を引きずるようになる。』とのことでした。

つまり、2巻の時点で、イワンが悪魔化したのではないかということらしいのですが・・・。



結局、スメルジャコフは、自殺してしまう。

ドミートリーに罪をなすりつけ、すべてを闇に葬ったまま・・・。



法廷シーンでは、

ドミートリーを有罪とする検事のイッポリートの論告が腹立たしく、

早く終わらないかと思っていたんですが、これまた、めちゃ長いんですよ。

イッポリートは深層心理の洞察のようだけど、状況から勝手に解釈しているだけで、

ただただ、主観で話しているので、読んでいる間、ずっと腹立たしかったです。



反論する弁護士のフェチュコーヴィチの弁論は、読んでいて、気持ちよかったです。

そして彼は、「心理学は両刃の剣」と言いました。

これについてはつくづく考えさせられました。



いわゆる他人の心理を分析するというのは、非常に難しいことで、

ひとつ間違えれば、分析者の主観によって結論づけられてしまう。

同じ状況を元にイッポリートとフェチュコーヴィチの分析は全く異なるものとなったわけで。。。



以前のブログに、

『「事実」と「真実」というものはそれぞれ異なるものであって、

「事実」がそれらしい形を作り上げてしまうと、

「真実」が見えなくなり、曲げられていく恐怖も感じました。』

と書きましたが、

訳者は、『「父親殺し」の事件は、もはや一人の人間の言葉によっては語りつくせず、ましてひとつ「真実」によって説明できるものでもなく、あたかもぶどうの房のように、無数の小さな真実の種子から成り立つ・・・』と言っています。

つまり、4巻においての真実とは、ドミートリーだけでなく、

スメルジャコフやイワン、そして、イワンを守ろうとしたカテリーナも含め、

いくつかの真実が絡み合ってきてしまったようです。



そして陪審員の判決は、まさかの有罪!!!

日本でも陪審員制度が導入されましたが、

この物語の中には、その難しさや恐怖も含まれているように思います。

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予約していたジョージ・オーウェルの「1984」(「一九八四年」)、


いよいよ明日、GETできます♪



数日中には感想をアップできると思います。(^o^)



以前、イギリスの方が、


「イギリスでは、この話を今のイギリスの姿だという人もいる」


と言ってみえました。



うーん、私には現在のイギリスがどういう国なのか、よくわかっていないんですが、

そのことについてもちょっと興味がそそられます。



早く読みたいなっ。

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「孤将」、3日前に読み終えました。

「カラマーゾフの兄弟 4巻」と平行して読んでいたので、

少し時間がかかってしまいました。(;*´ω`)ゞ




主人公は、韓国の武将、イ・スンシン。

どんな人かと言うと、訳者あとがきより、

「文禄・慶長の役で日本軍の攻勢を挫折させ、朝鮮を勝利へと導いた屈強な武将であり、韓国各地に銅像が立ち、老若男女を問わずその業績を知らぬ人のいない民族的英雄」とのことです。

小説は、一人称で書かれていて、まるでイ・スンシンが書いたかのようなりアルさがありました。

というのも、彼の内面がかなり奥深く描かれていたからです。



日本軍に対する敵対意識というより、

戦いの時代に生きる、1人の人間としての孤独と苦悩が書かれていました。



イ・スンシンは派閥抗争に巻き込まれ、重罪人として捕らえられて、拷問を受けるんです。

その後、釈放され、再度水軍の指揮をとり、勝利を収めるんですが、

一度は朝廷に裏切られるので、釈放後は、朝鮮さえ信頼できなくなってしまいます。

日本という敵と朝鮮という敵の中で、ただ、武士として戦うことだけを考えていました。

そして、戦いながら、武士としての死に場所を探していたように思います。

頭が切れ、教養のあるイ・スンシンだけに、

もし、戦いのない時代だったら、

人に対する愛にあふれた人生を送っていたんじゃないかって思います。



戦争は、人を幸せにしないって思いました。

一部の人間の欲望のために多くの人々が犠牲になる。

戦いの時代に生まれた人々の人生って、いったい何だったんだろうって思ってしまいました。

イ・スンシ自身も自分の人生に疑問を持ちながらも、武士としての人生に意味を見出そうとしていたように思いました。



朝鮮軍も残虐ですが、日本軍もひどい民族。

読むのもゾッとする場面が数多く登場しました。

少なくとも日本において、戦いの時代が二度と繰り返されないことを願います。

できることならば、世界中で。

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ジョージ・オーウェルの「1984」ですが、

発売予定について、「6月下旬」とか、「7月上旬」と言われていましたが、

まだ入手できていません。。。(><)



今日、Yahoo!ショッピングの「セブンアンドワイ ヤフー店」に

「発売予定日:2009年07月22日」と書かれているのを発見!!!



まだしばらく日にちがかかるようです。。。



早く読みたいよー。(><)

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